「最近、髪のハリやコシがなくなってきた。」
「肌の調子がなんとなく悪い。」
「爪が割れやすくなった。」
年齢のせいかな…と思ってしまうこともありますが、その背景には栄養不足が関係している場合があります。
その中でも、今回ご紹介するのが亜鉛です。
亜鉛とは?
亜鉛は体内で作ることができない「必須ミネラル」の一つです。
体の中では約300種類以上の酵素の働きを助け、細胞の成長や修復、新陳代謝など、さまざまな働きを支えています。
必要量は多くありませんが、不足すると全身に影響が現れやすい栄養素です。
髪との関係
髪の約80〜90%は「ケラチン」というタンパク質でできています。
しかし、タンパク質を食べただけでは丈夫な髪は作れません。
亜鉛は、このケラチンを合成するために欠かせない栄養素です。
不足すると、
・髪が細くなる
・ハリやコシがなくなる
・抜け毛が増えやすくなる
などの原因の一つになることがあります。
もちろん薄毛や抜け毛は、ホルモンや血流、睡眠、ストレスなど複数の要因が関係しますが、栄養状態を整えることは土台づくりとしてとても大切です。
肌や爪にも欠かせません
亜鉛は細胞の生まれ変わり(ターンオーバー)にも関わっています。
そのため、
・肌荒れ
・傷が治りにくい
・爪が割れやすい
といった症状にも影響することがあります。
髪だけでなく、「見た目の若々しさ」を支える栄養素ともいえるでしょう。
味覚や免疫にも関係
亜鉛は味を感じる細胞の働きや、免疫細胞の働きにも関わっています。
不足すると味覚が鈍くなり、食欲が落ちることがあります。
また、免疫機能の維持にも重要な役割を果たしているため、毎日の体調管理にも欠かせません。
不足しやすい人
次のような方は亜鉛不足になりやすい傾向があります。
・偏った食事が多い
・ダイエット中
・加工食品を食べる機会が多い
・お酒をよく飲む
・加齢により食事量や吸収力が低下している
40代以降は食事量が減る方も多く、知らないうちに不足しているケースも少なくありません。
多く含まれる食品
亜鉛は次のような食品に多く含まれています。
・牡蠣
・牛赤身肉
・豚レバー
・卵
・チーズ
・納豆
・かぼちゃの種
特別な食品だけを食べる必要はありません。
毎日の食事の中で、さまざまな食材を組み合わせることが大切です。
効率よく摂るポイント
亜鉛はタンパク質を含む食品と一緒に摂ることで、体づくりに役立ちます。
また、野菜や果物も組み合わせ、栄養バランスの良い食事を意識しましょう。
一方で、加工食品ばかりに偏った食生活は、栄養バランスを崩しやすくなるため注意が必要です。
まとめ
髪はもちろん、肌や爪、味覚、免疫など、亜鉛は私たちの健康と美容を支える大切なミネラルです。
美容室では髪を整えることはできますが、髪を作る材料は毎日の食事です。
だからこそ、私たちは外側だけでなく、内側からのケアも大切にしたいと考えています。
今日の食事が、半年後、一年後の髪や肌につながります。
できることから少しずつ。
未来の自分のために、毎日の栄養を意識してみてはいかがでしょうか。
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