こんにちは!石井です。
大人世代の皆様に「10年後も綺麗で健やかな髪」をお届けするために、日々毛髪科学や頭皮の仕組みをマニアックに掘り下げています。
今回は、いま美容室でも大人気のメニュー「頭浸浴(とうしんよく)」と、そこでよく使われる「炭酸(炭酸泉)」にまつわる、非常に根深い「大きな誤解」についてお話しします。
ご自宅でお風呂に炭酸入浴剤をポンと入れる皆様も、ぜひ知っておいてください!
■ 1. 「頭浸浴(とうしんよく)」ってそもそも何にいいの?
最近SNSでもよく見かける、フェイスラインから温かいお湯を掛け流し、頭をすっぽりとお湯に浸す「頭浸浴」。
ただ「最高に気持ちよくて、寝落ちしてしまう」というリラクゼーション効果だけではありません。プロの視点から見ると、頭浸浴には以下のような素晴らしい効果効能があります。
1 頭皮全体の急激な血流促進(首筋までしっかり温めることによる血管拡張)
2 髪に残留したアルカリや不要な成分(シリコン等)のクレンジング
3 水圧による「頭頂部のコリ」の緩和と、自律神経の安定(副交感神経の活性化)
まさに、頭皮と髪を一度ニュートラル(すっぴん)に戻すための「最高の引き算メニュー」なのです。
■ 2. 炭酸のシュワシュワ泡は、実は体に効いていない?
頭浸浴や炭酸泉のメニューを受けるとき、あるいはご自宅で炭酸入浴剤を入れたとき。
お湯の中で「シュワシュワと弾ける、大きな気泡」を、一生懸命に頭皮や体に当てがちではありませんか?
「泡が当たってチクチクして気持ちいい、これが効いてる証拠!」
……と思いたくなりますが、実はここに、化学上の大きな罠があります。
結論から言うと、「目に見えているあの大きな泡は、皮膚からは一切吸収されていません」。
泡の正体は「お湯に溶け残ったゴミ(ガス)」
科学的に、二酸化炭素がお湯に溶ける量(溶解度)には限界があります。
目に見えてポコポコ、シュワシュワと泡立っている二酸化炭素は、「お湯に溶けることができずに、そのまま空気中へ逃げていっているガス」そのものです。
肌に当たったところで、そのまま空気中にすり抜けて消えていくだけなので、いくら泡を肌に当てても血流を良くする効果はありません。
■ 3. 本当に効果があるのは「泡が消えた静かなお湯」
では、本当に頭皮の血管を広げ、血流を劇的にアップさせてくれる炭酸(重炭酸イオン等)はどこにいるのでしょうか?
それは、「お湯の中に、目に見えないレベルで完全に溶け込んでいる状態」です。
完全に溶け込んでいる炭酸は、お湯の分子の中にしっかり隠れているため、気泡として目に見えることはありません。
つまり、
泡が立って騒がしいお湯 = 炭酸が空気中に逃げている「効果の薄いお湯」
泡が消えて静かに澄んでいるお湯 = 炭酸が限界まで溶け込んでいる「最も効果の高いお湯」
ということになります。
見た目の派手なパフォーマンス(シュワシュワ感)に惑わされず、「お湯にどれだけ高濃度で炭酸が溶け込んでいるか」こそが、真のデトックス&血管拡張の鍵なのです。
■ 4. だからこそ、当店のケアは「本物」にこだわります
美容室のケアも、家庭用のヘアケアも、見た目の楽しさ(泡立ちや香り、一瞬のツヤ膜)で誤魔化すものはたくさんあります。
ですが、私は大人世代の「10年後の未来」を任せていただいているプロとして、そういう一時的なパフォーマンス(ドーピング)は提供したくありません。
頭浸浴のお湯の温度(炭酸が最も溶け込みやすい38〜40℃)
炭酸がしっかりと頭皮へデリバリーされる、静かで贅沢な掛け流しの時間
これらをロジカルに構築し、本当に効果のある「本物の頭皮ケア」としてメニューをご用意しています。
「本当に髪に良いこと、頭皮に良いこと」を正しく選んでいきたい大人世代の皆様。
ぜひ一度、当店の「本物の巡り」を体験しにきてくださいね。
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