「顔のたるみが気になる」
「最近トップのボリュームが出なくなった」
「頭が重い、目が疲れやすい」
そんな悩みが増えてきたら、顔だけではなく頭皮にも目を向けてみましょう。
実は頭皮にはいくつかの筋肉があり、それらは一枚の大きな膜(帽状腱膜)でつながっています。
今回は頭皮の構造と加齢による変化についてお話しします。
頭皮は1枚でつながっている
頭皮には主に
・前頭筋(おでこ)
・側頭筋(耳の上)
・後頭筋(後頭部)
・帽状腱膜(頭頂部)
があります。
イメージとしては、
前頭筋と後頭筋がゴムシートのような帽状腱膜でつながり、
その両サイドを側頭筋が支えている状態です。
よく顔のたるみは顔だけの問題と思われがちですが、
実際は頭皮も顔も一枚の皮膚でつながっています。
頭皮が硬くなったり動かなくなったりすると、
顔を支える土台にも影響が出てしまいます。
加齢で起きる変化
若い頃の頭皮は柔らかく、
前後左右に自然と動きます。
しかし年齢を重ねると、
・血流の低下
・運動不足
・姿勢不良
・スマホやパソコンによる眼精疲労
・ストレス
などの影響で頭皮が硬くなりやすくなります。
特に現代人は側頭筋が硬くなりやすい傾向があります。
長時間のスマホやパソコン作業では無意識に食いしばりも増えるため、
耳の上からこめかみ周辺がガチガチになっている方も少なくありません。
頭皮が硬くなるとどうなる?
頭皮が硬くなると、
まず血流が滞りやすくなります。
すると
・頭が重い
・目が疲れやすい
・肩や首がこる
・睡眠の質が下がる
などの不調につながることがあります。
また美容面では
・トップのボリューム低下
・髪のハリコシ低下
・顔のたるみ感
などが気になる方も増えてきます。
もちろん頭皮マッサージだけでリフトアップするわけではありません。
しかし頭皮環境を整えることは、美容と健康の両方にとって大切な習慣のひとつです。
特に大切なのは帽状腱膜
頭皮マッサージで意外と見落とされるのが頭頂部です。
頭頂部には筋肉ではなく「帽状腱膜」という硬い膜があります。
ここは血流が滞りやすく、
ストレスや疲労の影響も受けやすい場所。
実際に触ってみると、
柔らかい人と硬い人ではかなり差があります。
頭頂部を優しく動かすことで、
頭全体が軽く感じる方も多いです。
マッサージ中は感覚に集中してみる
頭皮マッサージをする時は、
ただ手を動かすだけでは少しもったいないかもしれません。
頭皮がじんわり温かくなる感覚や、
手のひらに伝わる皮膚の動きを感じてみましょう。
すると自然と意識が頭皮に向き、
仕事や家事、人間関係などの考え事から少し距離を置きやすくなります。
これは近年注目されているマインドフルネスにも近い状態です。
呼吸もゆっくりになり、
心身ともにリラックスしやすくなります。
毎日3分で十分
頭皮ケアは長時間やる必要はありません。
大切なのは継続です。
歯磨きをするように、
毎日少しだけ頭皮をほぐしてあげる。
それだけでも頭皮の柔軟性や血流環境の維持に役立ちます。
顔のお手入れをするように、
頭皮もケアしてあげる。
髪はもちろん、
未来の自分のための健康習慣としてもおすすめです。
毎日の小さな積み重ねが、
5年後、10年後の髪と頭皮を作っていきます。
コメントを残す