ヘアカラー後は48時間シャンプーしない方がいいって本当?

ヘアカラーをされたお客様からよくいただく質問があります。

「カラーした日はシャンプーしない方がいいんですか?」

美容業界では昔から「カラーが落ち着くまで48時間かかるので、その間はシャンプーを控えた方が良い」と言われてきました。

確かにカラー後もしばらくは髪の中で反応が続いているため、まったく根拠のない話ではありません。

しかし、実際のサロンワークで多くのお客様を見ていると、当日、翌日、翌々日で多少の違いはあったとしても、汗をかいたのに我慢して洗わないほどの大きな差が出るケースはそれほど多くありません。

最近はカラー剤も進化していますし、カラー後の処理剤やホームケア用品も充実しています。

そのため、カラー当日にシャンプーをしたからといって、一気に色が落ちてしまうということはほとんどありません。

むしろ色持ちに影響しやすいのは、毎日の習慣です。

例えばお湯の温度が高すぎる場合や、ヘアアイロンやコテを高温で使用している場合、紫外線を強く浴びる環境にいる場合などは、少しずつ退色が進みやすくなります。

特に注意したいのがお湯の温度です。

実際にはシャンプーをするかどうかよりも、お湯の温度の方が色持ちに影響することもあります。

カラー直後の数日は38℃前後を目安に、熱すぎるお湯を避けるだけでも色持ちは変わってきます。

また、朝に運動をする方や汗をかきやすい方、家庭菜園や屋外作業をされる方、1日に何度もシャワーを浴びる方は少しだけ意識してみてください。

朝はシャンプーを使わずお湯だけで流したり、シャンプーは夜の1回にしたりするだけでも退色を抑えやすくなります。

最初の2〜3日はトリートメントを長時間放置しすぎず、アイロンやコテの高温使用も控えめにするとより安心です。

ただし、ブリーチをした髪に色を重ねている場合や、赤系、ピンク系、シルバー系、アッシュ系などの濃い色味を入れている場合は話が少し変わります。

これらのカラーは色素の特性上、シャンプーのたびに少しずつ色が抜けていくものです。

また、髪のダメージが強い場合も色素を保持する力が弱くなっているため、どうしても退色しやすくなります。

これは失敗ではなく、カラーの性質によるものです。

だからこそカラーシャンプーやカラー専用シャンプーを活用しながら、色の変化も楽しんでいただければと思います。

カラー後に本当に大切なのは、48時間シャンプーを我慢することではありません。

最初の数日間を少しだけ優しく扱うことです。

必要以上に神経質になる必要はありませんが、毎日のケアを少し意識することで、きれいなカラーをより長く楽しむことができます。

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