ヘナとは?白髪染めだけではない植物としての魅力

最近では「ヘナ」という言葉を耳にする機会が増えてきました。

ただ、美容業界では少し注意が必要です。

実はお客様が「ヘナ」と呼んでいるものの中には、本来のヘナだけではなく、インディゴやアムラ、カシアなどを配合した草木染め全般を指している場合も少なくありません。

今回お話しするのは、そうした草木染め全体ではなく、あくまでもヘナという植物そのものについてです。

ヘナはミソハギ科の植物で、学名は Lawsonia inermis(ローソニア・イネルミス)。

インドや中東、北アフリカなどの乾燥地帯に自生し、古くから髪や皮膚の装飾、頭皮ケアなどに利用されてきました。

葉を乾燥させて粉末状にしたものをお湯で溶き、ペースト状にして使用します。

日本では白髪染めのイメージが強いかもしれませんが、本来ヘナは染色だけが目的ではありません。

インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは、髪や頭皮を健やかに保つためのハーブとして長い歴史があります。

年齢を重ねると

髪が細くなった

トップにボリュームが出にくくなった

頭皮のベタつきが気になる

分け目が目立つようになった

といった変化を感じる方が増えてきます。

そのような変化が現れた時、多くの方は髪そのものに意識が向きます。

しかし髪は頭皮から生まれるものです。

畑の状態が悪ければ良い作物が育ちにくいように、頭皮環境も髪の状態に大きく関わります。

ヘナは古くから頭皮を清潔な状態に保ち、健やかな状態を維持するために利用されてきました。

また、髪の表面を包み込むような特徴があり、年齢とともに細くなった髪に自然なハリやコシを感じる方もいます。

もちろんヘナだけで髪の悩みがすべて解決するわけではありません。

頭皮環境には生活習慣や睡眠、栄養状態、ホルモンバランスなど様々な要素が関わっています。

それでも、頭皮や髪との付き合い方を見直すきっかけとして、ヘナという植物はとても興味深い存在だと考えています。

髪匠りのんでは、ヘナを単なる白髪染めとしてではなく、40代以降の頭皮メンテナンスの選択肢のひとつとして考えています。

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