私は男性なので、更年期を経験することはありません。
だからこそ、このテーマを発信するときは、「分かったつもり」で話さないように気をつけています。
美容師として毎日お客様と接していると、
「最近、髪質が変わった気がする。」
「以前よりボリュームが出なくなった。」
そんなお話を伺う機会が本当に増えました。
そのたびに思うのは、「年齢だから仕方ない」の一言で終わらせたくないということです。
調べていくと、更年期に減少するエストロゲンは、髪を直接生やすホルモンではありません。
しかし、
髪の成長期を保ちやすくしたり、
頭皮のコラーゲンを支えたり、
血流を助けたり、
皮脂バランスに関わったりと、
髪が健やかに育つための環境づくりに大きく関係していることが分かっています。
だから更年期以降は、髪だけを一生懸命ケアしても思うような変化を感じられないことがあります。
頭皮の状態、睡眠、栄養、ストレス、血流。
そういった土台まで含めて考えることが、これからのヘアケアでは大切なのだと思います。
もちろん、更年期の症状や髪の変化には個人差があります。
原因も一つではありません。
だからこそ、誰かと比べる必要もありませんし、「こうすれば必ず良くなる」という答えもありません。
私が美容師としてできることは、お客様一人ひとりの変化に耳を傾け、その方に合った方法を一緒に探していくことです。
男性だからこそ分からないことはあります。
だから学び続け、お客様から教えていただきながら、美容師として少しでも力になれたらと思っています。
髪だけではなく、頭皮から考える。
これからも、そんな視点でお伝えしていきます。
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