長い時間を共にする仕事だからこそ思うこと
美容師という仕事は、数ある接客業の中でも少し特殊だと思っています。
なぜなら、
- 髪に触れる
- 距離が近い
- 長時間一緒に過ごす
- プライベートな話も出やすい
という、とても“近い接客”だからです。
その分、時には美容師の言動が話題になったり、SNSで揶揄されることもあります。
例えば有名なのが、
「この後どこか行かれるんですか?」
という美容師の質問。
「余計なお世話」と感じる方もいるかもしれません。
でも実はこれ、
- スタイリングの強さ
- 巻きの持ち
- オイルの量
- 仕上がりの雰囲気
を決めるために聞いていることも多いんです。
また、シャンプー後に
「洗い足りないところありますか?」
は分かるけど、
「流し足りないところありますか?」
には、
「それはそっちで確認してよ!」
と思う方もいるかもしれません。
正直、美容師側も“絶対に不快にさせない正解”を探しながら接客しています。
ただ、美容師からすると逆に感じることもあります。
例えばカラーやパーマ、トリートメント。
実は同じように見えても、
- ダメージへの配慮
- 薬剤の質
- 持続性
- 髪質との相性
- 必要な処理工程
によってかなり内容が違います。
もちろん価格差もあります。
でも実際には、
「一番安いので」
だけで決まってしまうことも少なくありません。
もちろん予算はとても大切です。
ただ、美容師としては、
「今の髪の状態なら、こちらの方が負担が少ない」
「今回はこっちの方が長持ちする」
という“髪のプロとしての提案”をしていることも多いんです。
だからこそ、
「高いメニューを売りたい」
というより、
「今の髪に合う方法を選びたい」
という気持ちで話している美容師もたくさんいます。
美容室って、髪を切るだけの場所ではなく、
- 髪の悩み
- 年齢変化
- 生活習慣
- ダメージ
- 似合うバランス
を一緒に考える場所でもあります。
だからこそ、
「美容師の質問にも意味がある」
そして同時に、
「お客様の感じ方も大切」
お互いに少しだけ歩み寄れると、もっと心地良い時間になるのかなと思っています。
コメントを残す