40代からは「タンパク質不足」が老化を加速させる?

「髪にはタンパク質が大事。」

これは美容室でもよく聞く言葉です。

もちろん間違いではありません。

でも私は、それだけでは少し説明が足りないと思っています。

タンパク質は髪だけの栄養ではありません。

肌、頭皮、筋肉、爪、内臓、酵素、ホルモンなど、私たちの体をつくる材料そのものです。

つまり、髪だけ特別にタンパク質を使っているわけではなく、全身で必要とされている栄養素なんですね。

だから40代以降は特に意識してほしいと考えています。

年齢を重ねると食事量が少しずつ減ったり、肉よりも食べやすいものを選ぶ機会が増えたりします。

さらに消化や吸収の力も若い頃と同じではありません。

「ちゃんと食べているつもり。」

実はこの”つもり”が、タンパク質不足につながっていることも少なくありません。

ここで一つ知っておいてほしいことがあります。

体は限られたタンパク質を使うとき、まず生命を維持することを優先します。

心臓を動かすこと。

呼吸をすること。

内臓を働かせること。

これらが最優先です。

では髪や肌はどうでしょう。

残念ながら優先順位は高くありません。

そのため不足すると、髪のハリやコシがなくなったり、抜け毛が増えたり、肌の弾力が落ちたり、筋力が低下したりといった変化が少しずつ現れてきます。

もちろん原因はタンパク質だけではありません。

鉄やビタミン、ホルモン、自律神経など、いろいろな要素が関係しています。

だから私は「これだけ食べれば大丈夫」という話はあまり好きではありません。

大切なのは、体に必要な材料を毎日少しずつ届け続けることです。

肉でも魚でも卵でも大豆製品でも構いません。

毎食どこかでタンパク質を意識する。

それだけでも5年後、10年後の髪や肌は変わってくる可能性があります。

アンチエイジングは特別なことをすることではありません。

毎日の積み重ねです。

美容室でできることには限界があります。

だからこそ私は、髪だけを見るのではなく、体の内側から考えるアンチエイジングもお伝えしていきたいと思っています

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です