マグネシウムは「縁の下の力持ち」。実は見落とされがちな大切な栄養素です。

カルシウムは骨に大切。

これは多くの方が知っていると思います。

では、マグネシウムはどうでしょうか。

名前は聞いたことがあっても、どんな働きをしているのかは意外と知られていません。

でも実は、マグネシウムは体の中でとても重要な役割を担っています。

骨や歯をつくることはもちろん、筋肉や神経の働きを支えたり、エネルギーをつくる働きにも関わっています。

さらに、体内では300種類以上の酵素反応に関わることが分かっています。

これだけ聞くと、「そんなに大切な栄養素だったの?」と思う方も多いのではないでしょうか。

私が特に知っていただきたいのは、カルシウムとの関係です。

カルシウムだけを意識していても、マグネシウムとのバランスが崩れてしまうと、本来の働きを十分に発揮できないことがあります。

この二つは競争する栄養素ではなく、お互いに支え合う存在です。

だから私は、「カルシウムだけを頑張って摂る」のではなく、「マグネシウムも一緒に意識する」という考え方が大切だと思っています。

40代以降は食生活の変化や加齢によって、必要な栄養素が不足しやすくなります。

マグネシウムが不足すると、筋肉や神経の働きだけでなく、骨の健康にも影響することがあります。

もちろん、「マグネシウムだけ摂れば大丈夫」という話ではありません。

これまでお伝えしてきた鉄やタンパク質、カルシウム、ビタミンD、亜鉛なども、それぞれが支え合いながら働いています。

体は一つの栄養素だけでできているわけではありません。

だからこそ、毎日の食事で少しずつ、バランスよく摂ることが何より大切です。

マグネシウムは、ナッツ類や海藻類、大豆製品、ほうれん草、ココア、玄米などに多く含まれています。

特別な食品を探す必要はありません。

普段の食事に少しずつ取り入れるだけでも十分です。

美容室では髪をきれいに整えることはできます。

でも、その髪を育てる土台や、健康な体を支えるのは毎日の生活習慣です。

アンチエイジングは特別なことを始めることではありません。

毎日の積み重ねが、5年後、10年後の自分をつくっていきます。

だから私は、髪だけではなく、体の内側からの健康についても、これからも分かりやすくお伝えしていきたいと思っています。

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