美容師として長く仕事をしていると、ふと感じることがあります。
「この人、素敵だな。」
そう思う方は、必ずしもモデルさんのような顔立ちではありません。
高価な服を着ているわけでもありません。
でも、なぜか目を引く。
その違いは何だろうと考えると、私の中で一つ答えがあります。
姿勢です。
姿勢は、その人の印象をつくる
40代、50代では髪型やメイクの印象も大きいですが、
60代、70代になると、それ以上に姿勢がその人らしさを表しているように感じます。
背筋が自然と伸びている人。
目線が少し前を向いている人。
ゆっくりと歩く人。
それだけで、年齢以上に品があり、とても素敵に見えることがあります。
もちろん、これは「若く見せる」という話ではありません。
年齢を重ねたからこその美しさがあると思うのです。
若い世代も、人ごとではありません
これは40代以上だけの話ではありません。
最近はスマートフォンを見る時間が増え、猫背や巻き肩になりやすい生活です。
せっかく素敵な洋服を着て、ヒールを履いていても、猫背のまま歩いていたら少しもったいない。
ヒールは脚を長く見せてくれます。
でも、姿勢までは変えてくれません。
だからこそ、おしゃれと同じくらい姿勢も大切にしたいですね。
難しいことはしなくて大丈夫
「姿勢を良くしよう。」
そう思うと、体に力が入ってしまいます。
胸を張りすぎたり、背中を反らせたり…。
実は、それよりも大切なのはイメージです。
今日だけは、私はパリコレモデル
少し恥ずかしいかもしれませんが、
今日だけは心の中でこう言ってみてください。
「私はパリコレモデル。」
すると不思議なことに、
胸が少し開き、
目線が少し上がり、
歩き方まで変わってきます。
意識して姿勢を作るより、「なりきる」方が自然に体が動くこともあります。
家の廊下をランウェイに
「外でやるのは恥ずかしい…。」
そんな方は、まずは家の中だけで大丈夫です。
廊下をランウェイだと思って歩いてみてください。
誰にも見られません。
……たぶん、見ているのは猫くらいです(笑)。
美容は毎日の習慣
美容というと、
高価な化粧品や特別なケアを思い浮かべるかもしれません。
もちろん、それも素敵です。
でも、美容はそれだけではありません。
少し胸を開く。
少し目線を上げる。
ゆっくり歩く。
そんな何気ない習慣も、未来の自分へのプレゼントになります。
髪も、肌も、姿勢も、一日で変わるものではありません。
だからこそ、焦らず少しずつ。
今日だけは、自分を少しだけ大切に扱ってみませんか。
未来のあなたは、きっとその積み重ねに感謝してくれるはずです。
コメントを残す