「よく噛んで食べましょう」
子どもの頃から何度も聞いてきた言葉ですが、そもそもなぜ噛むことが大切なのでしょうか?
今回は「何を食べるか」ではなく、「どう食べるか」のお話です。
噛むことは消化のスタート
噛む一番わかりやすい役割は、食べ物を細かくして飲み込みやすくすること。
でも、それだけではありません。
噛むことで食べ物と唾液が混ざります。
唾液には「アミラーゼ」という消化酵素が含まれていて、ごはんやパンなどに含まれるでんぷんの消化は、口の中から始まっています。
つまり、食べ物が胃に入ってから突然「消化スタート!」ではないんですね。
口も立派な消化の入口です。
「一口30回」は絶対?
よく、
「一口30回噛みましょう」
と聞きます。
でも、毎回30回をきっちり数える必要があるのでしょうか?
食べ物によって硬さや大きさ、食感は違います。
回数だけにこだわって食事が面倒になってしまうより、まずは急いで飲み込まないことを意識するくらいからでもいいと思います。
食べるスピードを少し見直してみる
忙しい毎日。
気づけばスマホを見ながら食べていたり、数分で食事を済ませていたり。
そんなこともありますよね。
だからこそ、
一口を少しゆっくり味わう。
飲み込んでから次の一口へ。
たまにはスマホを置いて食べてみる。
そんな小さなことから始めてみる。
よく噛むことで食事時間がゆっくりになり、満腹感にも気づきやすくなります。
そして何より、味や香り、食感を感じながら食べると、同じ食事でも楽しみ方が少し変わります。
「何を食べるか」だけじゃない
健康や美容を考えると、
たんぱく質は?
炭水化物は?
脂質は?
食物繊維は?
と、つい栄養素ばかりに目が向きます。
でも、毎日の食事は栄養補給だけの時間ではありません。
せっかく食べるなら、少しゆっくり、味わって楽しむ。
「何を食べるか」と同じように、「どう食べるか」にも目を向けてみる。
それも、大人の健康美です。
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