「脂質=太る」
そんなイメージから、揚げ物やバター、油などをなるべく避けている方もいるのではないでしょうか。
確かに脂質は、たんぱく質や炭水化物と比べて1gあたりのエネルギー量が多い栄養素です。
でも、だからといって「脂質=悪者」というわけではありません。
脂質は体の中で何をしている?
脂質は、私たちが生きていくために必要な栄養素のひとつです。
エネルギー源として利用されるだけでなく、細胞を包んでいる細胞膜の材料にもなります。
さらに、一部のホルモンなどの材料になったり、脂溶性ビタミンと呼ばれるビタミンA・D・E・Kの吸収を助けたりする役割もあります。
つまり、
「脂質を減らせば減らすほど健康になる」
という単純なものではないんですね。
脂質にもいろいろある
「脂質」とひとまとめにしていますが、その種類はさまざまです。
魚に含まれるEPAやDHAなどの脂肪酸、ナッツや植物油に含まれる脂質、肉や乳製品などに多く含まれる脂質など、それぞれ特徴があります。
だから大切なのは、
「油は太るから食べない!」
と全部まとめて避けることではなく、どんな食品から脂質を摂っているのかにも目を向けること。
そして、どんな脂質であっても「体に良さそうだからたくさん摂ればいい」という話でもありません。
「食べない」より「知って食べる」
ここまで、たんぱく質、炭水化物、そして脂質と紹介してきました。
どれも私たちの体に必要な栄養素です。
健康や美容の情報では、
「これは太る」
「これは体に悪い」
「これは絶対食べた方がいい」
と白黒つけたくなります。
でも、食事はひとつの栄養素だけでできているわけではありません。
いろいろな食品を組み合わせながら、量や食べ方も含めて食事全体を見る。
5年後、10年後も元気に美容を楽しむために、極端に我慢するのではなく、まずは知ることから。
おいしく食べることも、大人の健康美です。
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