ヘナはなぜオレンジ色に染まる?カギは「ローソン」という色素

ヘナの葉っぱは緑色。

乾燥させて粉末にしたヘナも、見た目は緑っぽい色をしています。

ところが髪に使ってみると、白髪の部分はきれいなオレンジ色に染まります。

緑色の植物なのに、どうしてオレンジ色になるのでしょう?

今回は、ヘナが髪を染める仕組みを少しだけ掘り下げてみます。

ヘナの色素「ローソン」

ヘナの葉には、

「ローソン(lawsone)」

という色素成分が含まれています。

ローソンといっても、コンビニのローソンではありません(笑)

このローソンが、ヘナ特有のオレンジ系の発色に大きく関わっています。

つまり、ヘナの葉っぱそのものの「緑色」が髪について、途中でオレンジ色に変わっているわけではありません。

ヘナの葉に含まれている色素成分が髪と関わることで、あの特徴的な色が現れます。

白髪だとオレンジ色がよくわかる

ヘナ100%を白髪に使用すると、オレンジ〜赤みのあるオレンジ系の色がわかりやすく現れます。

今回Instagramに載せた写真は、実際に私自身の髪にヘナをしたときのものです。

もともと白髪だった部分を見ると、オレンジ色がかなりはっきり確認できます。

一方、黒髪の場合は同じヘナを使っても、黒い髪そのものがオレンジ色に置き換わるわけではありません。

そのため、白髪と黒髪が混ざっている場合は、白髪部分にオレンジ色が加わることで全体の見え方が変化します。

ここは一般的なヘアカラーとは少し違う、ヘナのおもしろいところです。

でも、ちょっと不思議じゃないですか?

植物の葉を乾燥させた粉を水などと混ぜて髪につける。

そして流したあとも色が残る。

さらに、その後シャンプーをしても一度ですべて落ちてしまうわけではありません。

もし単純に髪の表面に色のついた粉が付着しているだけなら、洗えば簡単に流れてしまいそうですよね。

ではなぜ、ヘナの色は髪に残るのでしょう?

ここから登場するのが、

「髪の主成分であるケラチン」と「ローソン」の関係です。

ヘナを知っていくと、植物の話だけではなく、少しずつ「毛髪化学」の世界にも入っていきます。

難しい化学の授業にするつもりはありません(笑)

「だからヘナってこういう染まり方をするんだ」

とイメージできるくらいに、少しずつ紐解いていきたいと思います。

次回は、

「なぜヘナの色はシャンプーしても髪に残るの?」

ローソンと髪のタンパク質「ケラチン」の関係を見ていきます。

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